難易度　☆☆☆☆☆

グラドス・アド・パルナッスムは、ムチオ・クレメンティ（ソナチネアルバムの作品で有名）による上級者向けの練習曲です。

現在ではツェルニーの練習曲が広く知られていますが、当時はテクニックの向上のための練習曲集が少なく大変重宝されました。現在でもレッスンで使用されることがあります。

題名を訳すと、パルナッソス山（芸術の聖地）へのはしごという意味になります。

なお、原曲は全100曲ですが、タウジッヒによって29曲抜粋された版があり、左の楽譜はタウジッヒ版を日本語に訳したものです。このページでは原曲の曲番号を用いますが、コメント欄にタウジッヒ版の曲番号を記載します。