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日本海軍

小山作之助

再生数 : 2202

種類

独唱

伴奏タイプ

ピアノ

最終更新

2014.1.19

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当時の日本海軍が有していた全86隻の軍艦の名前が歌詞に含まれています。

伴奏は市販のものではなく管理人がアレンジしたものです。楽譜はこちら
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歌詞(作詞者 大和田建樹)

四面海もて囲まれし
我が「敷島」の「秋津洲(あきつしま)」
外(ほか)なる敵を防ぐには
陸に砲台海に艦(ふね)

屍(かばね)を浪(なみ)に沈めても
引かぬ忠義のますらおが
守る心の甲鉄艦
いかでたやすく破られん

名は様々に分かれても
建つる勲(いさお)は「富士」の嶺(ね)の
雪に輝く「朝日」影
「扶桑(ふそう)」の空を照らすなり

君の御稜威(みいつ)の「厳島(いつくしま)」
「高千穂(たかちほ)」「高雄(たかお)」「高砂(たかさご)」と
仰ぐ心に比べては
「新高(にいたか)」山もなお低し

「大和」魂ひと筋に
国に心を「筑波」山
「千歳」に残す芳名は
「吉野」の花もよそならず

「千代田」の城の千代(ちよ)かけて
色も「常磐(ときわ)」の「松島」は
雪にも枯れぬ「橋立(はしだて)」の
松もろともに頼もしや

海国男児が「海門(かいもん)」を
守る心の「赤城(あかぎ)」山
「天城(あまぎ)」「葛城(かつらぎ)」「摩耶(まや)」「笠置(かさぎ)」
浮かべて安し我が国は

「浪速(なにわ)」の梅の芳しく
「竜田(たつた)」の紅葉美しく
なおも「和泉(いずみ)」の潔き
誉(ほまれ)は「八島(やしま)」の外までも

「朧(おぼろ)」月夜は「春日(かすが)」なる
「三笠(みかさ)」の山にさしいでて
「曙(あけぼの)」降りし「春雨(はるさめ)」の
晴(は)るる嬉しき朝心地

「朝霧」晴れて「朝潮」の
みちくる「音羽(おとわ)」「須磨(すま)」「明石(あかし)」
忘るなかかる風景も
よそに優れしわが国を

事ある時はもののふの
身も「不知火(しらぬい)」の「筑紫(つくし)」潟(がた)
尽(つく)せや共に「千早(ちはや)」ぶる
神の護(まも)りのわが国に

「吾妻(あづま)」に広き「武蔵(むさし)」野も
「宮古(みやこ)」となりて栄えゆく
わが「日進」の君が代は
「白雲」蹴立つる「天竜」か

大空高く舞い翔(かけ)る
「隼(はやぶさ)」「小鷹(こたか)」「速鳥(はやとり)」の
迅(はや)き羽風(はかぜ)に掃(はら)われて
散る「薄雲」は跡もなし

鳴る「雷(いかずち)」も「電(いなずま)」も
ひと「村雨(むらさめ)」の間にて
「東雲(しののめ)」晴るる「叢雲(むらくも)」に
交じる「浅間(あさま)」の朝煙

今も「霞(かすみ)」の「八雲(やくも)」たつ
「出雲(いずも)」「八重山(やえやま)」「比叡(ひえい)」「愛宕(あたご)」
「磐手(いわて)」「磐城(いわき)」「鳥海(ちょうかい)」山
それより堅きわが海軍

「対馬」「金剛」「宇治」「初瀬(はつせ)」
みなわが歴史あるところ
「豊橋(とよはし)」かけて「大島」に
渡る利器こそこの船よ

敵艦近く現われば
「陽炎(かげろう)」よりも速やかに
水雷艇を突き入れて
ただ「夕霧(ゆうぎり)」と砕くべし

「暁(あかつき)」さむき山颪(やまおろし)
「漣(さざなみ)」たてて「福竜」の
群(むらが)る敵をしりぞけん
勲はすべてわれにあり

護れや日本帝国を
万万歳の後までも
「鎮遠」「済遠(さいえん)」「平遠」艦
「鎮東」「鎮西(ちんぜい)」「鎮南」艦

輝く国旗さしたてて
海外万里の外までも
進めや「鎮北」「鎮中」艦
進めや「鎮辺(ちんべん)」「操江(そうこう)」艦

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