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レオポルド・モーツァルト ナンネルの音楽帳

難易度 ★〜★★

ナンネルの音楽帳は、かの有名なヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父であるレオポルド・モーツァルトが、娘でヴォルフガングの姉にあたるナンネルのために与えた教材です。

ナンネルだけでなくヴォルフガングもこの音楽帳を使ってクラヴィーアの学習をしていました。そしてレオポルドは二人の成長に合わせて少しずつ音楽帳に曲を追加し、ときにはヴォルフガングが自分の曲を書き足すこともありました。

この曲集の使い方ですが、バイエルと併用するにはやや難しい曲も多いように思えます。また、バロック風の装飾の弾き方を学ぶためであればバッハの作品を練習する方が無難だと思います。 したがって、この曲集でテクニックを磨くというよりは、ツェルニー30番に入ったくらいの人がヴォルフガングの成長の軌跡を辿りながら弾いてみるという使い方が合っていると思います。

バイエルと併用するのであれば、ここにある音源よりも遅いテンポで弾く、装飾音をより簡単な形に変えるなどの工夫をするとよいでしょう

なお、ほとんどの曲が作曲者不詳(特にレオポルドのものかヴォルフガングのものかが分からないものが多い)、曲名がなく作品番号で区別することもできないことから、ピアノピースのページには載せない予定です

曲番号 最終更新 コメント
第1番 2011.4.10
第2番 2011.4.10
第3番 2011.4.10
第4番 2011.4.10
第5番 2011.4.10
第6番 2011.4.10
第7番 2011.4.10
第8番 2011.4.10 「これまでの8曲のメヌエットをヴォルフガング坊やは4歳のときに学習しました」というメモが書かれています。
第9番 2011.4.10
第10番 2011.4.10
第11番 2011.4.10 「このメヌエットとトリオをヴォルフガング坊やは5歳の誕生日の前夜、1761年1月26日9時30分、半時間のうちに習得しました」というメモが書かれています。
第12番 2011.4.10
第13番 2011.4.10
第14番 2011.4.10
第15番 2011.4.10
第16番 2011.4.10
第17番 2011.4.10
第18番 2011.4.10
第19番 2011.4.10 「このメヌエットもヴォルフガング坊やが4歳のとき習得しました」というメモが書かれています
第20番 2011.4.10
第21番 2011.4.10 「1761年2月4日、ヴォルフガング坊やが習得しました」というメモが書かれています
第22番 2011.4.10 レオポルドの作品か、あるいはW.A.モーツァルトの作品か不明です
第23番 2011.4.10
第24番 2011.4.10 2小節目3拍目の右手のファが楽譜上ではシャープのままなのですが、ナチュラルに直して作ってみました
第25番 2011.4.10
第26番 2011.4.10
第27番 2011.4.10 ヴァーゲンザイルの名前が書かれており、おそらく彼の作品。「この曲をヴォルフガング坊やは5歳の誕生日の3日前、1761年1月24日の夜9時から夜9時半までに習得しました」と書かれています。
第28番 2011.4.10 「1761年2月6日、ヴォルフガング坊やはこの曲を勉強しました」と書かれています
第29番 2011.4.10
第30番 2011.4.10
第31番 2011.4.10 col 8va ad libitumというのは「オクターブ下の音を自由につけてよい」という意味。音源では単音で作ってありますが、オクターブの重音も試してみてください
第32番 2011.4.10
第33番 2011.4.10
第34番 2011.4.10
第35番 2011.4.10 変奏曲。この曲集にしては珍しくとても長いです。リピートは省略してあります。なお、フェルマータ記号は「長く伸ばす」ではなく、ここではただの記号であると考えて問題ないでしょう
第36番 2011.4.10
第37番 2011.4.10 「このアレグロをヴォルフガング坊やは4歳のとき習得しました」と書かれています
第38番 2011.4.10
第39番 2011.4.10
第40番 2011.4.10 フィッシャーの名前が書かれています
第41番 2011.4.10 アグレルの名前が書かれています


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